【コギトおすすめの本】何でもひとりで抱え込んでしまう人へ 竹田信弥『ひとりでやらないもん!』

書籍紹介

竹田信弥『ひとりでやらないもん!』サイン本

【サイン本販売中】

ひとりでやらないもん!
「誘われ待ち」をやめて「巻き込み上手」として生きていく方法

竹田信弥 著
雷鳥社/公式ページ
2026年8月21日刊行
1,980円(税込)
四六判・176ページ

【著者】

竹田信弥(タケダ シンヤ)

1986年東京都生まれ。高校時代にネット古書店として「双子のライオン堂」を開業。2013年に実店舗をオープンし、2015年に赤坂へ移転。著書に『めんどくさい本屋―100年先まで続ける道』、共著に『街灯りとしての本屋』『読書会の教室』など。文芸誌「しししし」発行人。

店主のおすすめ理由

この本の紹介を見たとき、「コギトに来てくださる方に届けたい」と、すぐに思いました。

コギトでお話を伺っていると、「何かしたいけれど続かない」「やりたいことはあるけれど、一歩を踏み出せない」という悩みをよく耳にします。

それは意欲がないからではなく、最初から一人で全部できなければいけないと思うほど、最初の一歩が重くなってしまうからかもしれません。

実際に店頭へ並べた際にも、「私、何でもひとりでやってしまうんです」と手に取ってくださったお客様がいました。

私自身も、コギトの店づくりやイベントを通して、誰かに相談し、力を借りたからこそ形になったことがたくさんあります。

「ひとりでできないから諦める」のではなく、「誰とならできるだろう」と考えてみる。何でも自分だけで抱え込んでしまう人に届けたい一冊です。

この本の内容

『ひとりでやらないもん!』は、東京・赤坂の書店「双子のライオン堂」店主、竹田信弥さんによるハウツー&エッセイです。

竹田さんは、何でも一人でこなしてきた人ではありません。

子どもの頃は学校のトイレにも一人では行けず、社会人になって草野球チームを見学するときにも、友人についてきてもらったといいます。

本屋を始めてからも、イベントを開く怖さを常連客に打ち明けたり、本屋仲間の力を借りたりしながら、読書会や開業講座、文芸誌づくりなどを形にしてきました。

本書では、そうした経験を振り返りながら、人に頼ることへの恥ずかしさや、断られる怖さ、自分の弱さを見せる難しさについて率直に綴っています。

大切にされているのは、何でも話せる「友だち」をつくることではなく、同じ目的に向かって一緒に動ける「仲間」や「バディ」と出会うことです。

さらに、誰かと活動する際の準備や役割分担、予定の立て方、お金、コミュニケーション、トラブルへの対処まで、「ひとりでやらない」ための50のコツを紹介しています。

人と一緒にやる楽しさだけでなく、意見の違いや連絡の難しさ、途中で続けられなくなる可能性にも触れているところが、この本の実践的なところです。

誰かに依存するための本ではなく、助けを求めたり、相談したりしながら、自分のやりたいことを少しずつ形にしていくための一冊です。

目次

第1章 ひとりでできなくていい

「困っている」と言うことや、人に助けを求めることへの恥ずかしさを、著者自身の子ども時代からの経験を通して考えます。

第2章 友だちがいなくても仲間がいればいい

高校時代の人間関係や不登校の経験、学校の外で出会った人たちとの交流を振り返りながら、「友だち」と「仲間」の違いを考えます。

第3章 自分の弱さと人とやるめんどくささを受け入れる

本屋の運営やイベントの開催を例に、人に本音を話すこと、任せること、誰かと一緒に活動する面倒さと、その先に生まれるものを綴ります。

第4章 ひとりでやらないコツ50

誰かと活動するための具体的な方法を、次の5つのテーマに分けて紹介します。

・準備――やりたいことや、助けてほしいことを整理する
・進め方――目標、役割、予定、連絡方法などを決める
・お金――費用や分担、自分が使えるお金と時間を確認する
・コミュニケーション――本音や感謝を伝え、無理をしない
・トラブル――中断や離脱、ハラスメント、外部からの苦情に備える

第5章 友だちはフィクション!?

「友だち」という言葉に抱いている幻想を見つめ直し、目的や活動を共有する「バディ」という関係について考えます。

最終章 ひとりでもやってみる、という勇気

誰かに助けてもらう経験を重ねた先にある、自分一人でも小さな一歩を踏み出してみる勇気について綴ります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!